2011年3月26日土曜日

平熱をあげて免疫力向上・日経から

平熱の高い人には、エネルギーと力強さ、生き抜く力を感じるが、最近は平熱の低い人が女性だけでなく男性、しかも若い人にまで増えている。平熱は36.5度から36.9度だったが、最近は35度前半の人が増えた。

我々は、電化による住環境や交通手段の進歩の結果、楽に生きることが出来るようになり、基礎代謝は低下、仕事量も減少して、多くのエネルギーを使わなくなった。

さらに、朝食抜きや夕食のドカ食い、過度のダイエット、体温を下げる野菜や果物のとりすぎ、入浴なしのシャワーだけの生活、体を締め付ける下着や洋服、運動不足による新陳代謝の低下、過度のストレスや自律神経の乱れ、便秘などが体温を低下させている。


平熱が低いという事は、血行が悪い、免疫力が低い、アレルギーが出やすい、生活習慣病やガンにかかりやすい、太りやすいといった様々な弊害の要因となる。ちなみに体温が1度上がると免疫力は約5倍以上上がり、生命を維持するのに必要な酵素の活動が活発化し、感染症など病気を防御する。

低体温と冷え性は異なる。冷え性は手足の末梢血管が収縮し、熱を逃がさないようにするが、低体温はそもそも体内に熱エネルギーがつくれない状況だ。

低体温を防ぐには
①体温を上げる食材の食事を心がける。ショウガ、ニンニク、ミョウガ、山芋、ネギやカボチャなどを朝食から食べるようにする。

②栄養バランスに気をつける。糖質や脂肪過剰に気をつけてミネラルを摂取する。

③低体温では、糖質からのエネルギー生産が進まない。
エネルギー効率を高めるためにビタミンB1、B2,鉄や亜鉛、セレンなどのミネラルを十分に摂取する。

さらに、
④体温の7割は筋肉でつくられているので、筋トレによって筋肉を増強する。

⑤ストレスや不規則な生活は自律神経失調の起因。メリハリの利いた生活、ちょっとした時間にもウオーキングなどの運動をする。


1 件のコメント:

  1. 桜が開花しましたね。いよいよ春です。心温まる好い日々としたいです。今日カワセミを見に行きました。つがいでオスが雌にエサを与え又探しに飛び立って行きました。好い光景です。
    体温のこと。有り難う。私はOKのようですね。36.5度
    体温維持の食事は好きな物が多いようです。
    有り難う。

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