2011年1月7日金曜日

初春大歌舞伎

































<歌舞伎座の前通りけり初芝居・正岡子規>


毎年恒例のH製作所貸し切りの歌舞伎に友達と行って来ました。
この正月は残念ながら、歌舞伎座は立替中で新橋演舞場にて行われました。

歌舞伎座の前を通ると、普通なら無骨なだけの鉄板に、定式幕を模して、黒、柿、萌黄色の三色をあしらってて、歌川豊国の役者絵パネルなど目を引きました。

10時半のN社長の舞台挨拶から始まり(かつては夫もしてたわー)休憩を挟んで終了まで5時間ほどかかりました。

開幕劇は『御摂勧進帳ー安宅の関の場』
橋之助の武蔵坊弁慶、義経は金之助。
続く『妹背山婦女庭訓』(いもせやま女ていきん)三笠山御殿の場
福助がお三輪、団十郎が鱶七、左団治が蘇我入鹿、芝雀が橘姫と皆好演でした。
最後は『寿曽我の対面』
吉右衛門が工藤、梅玉の十郎との台詞の応酬が素晴らしく、三津五郎の五郎は歌舞伎典型の見得を切り、模範演技のようでした。歌昇の朝比奈も太夫衣装で堂々としてたかな~。

歌舞伎も観終え、三越劇場に寄って1月公演、泉鏡花作『日本橋』千秋楽のチケットを求め家路に着きました。又楽しみが出来ました。。。

歌舞伎座は3年後に完成するそうです。

1 件のコメント:

  1. 東銀座で下り歌舞伎座の前はよく通りますが入館したことなく建て替えとなってしまいました。歌舞伎も随分昔に観劇になります。好い趣味をお持ちで感心いたしました。又過去のいい話も有り難う。
    三越劇場も好いですね。
    思っても中々実行できません。
    教えてください。

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