2013年5月2日木曜日

妻沼聖天堂と玉敷の藤

昨年の7月9日に国宝に指定された妻沼の聖天堂に3人のYさんと行って参りました。
7年の歳月と13億5千満をかけた豪華絢爛な色彩に圧倒されました。

日光の東照宮と同じ『権現造り』で埼玉の日光とも言われるそうです。
また高野山真言宗の仏教寺院でもあり、その上、『日本三大聖天』の一つにも数えられたり…

ちなみに『日本三大聖天』とは、待乳山聖天(浅草) 生駒聖天(奈良) の二つに、妻沼聖天か足柄聖天か桑名聖天か豊岡聖天のどれかを加えた3つが一般的だそうです。

斉藤実盛の銅像も有り、うどん屋さんでは実盛うどんを頂きました。そこのお店に
『幸福(しあわせ)というものがあるのではないのです。幸せだなーと感謝する心に、幸せはあるのです…・・妻沼聖天山』との言葉が書いてありました。


聖天堂の奥殿

7年と13億5千満かけ
絢爛豪華に蘇って


顔料と漆仕上げ

台石にのった造りで神輿のような仕上げとか

布袋と恵比寿の囲碁
平和を表現してるとか

ボランティアガイドの説明を聞きながら
獅子も生き生きと蘇って

どこをとっても素晴らしいです

雪だるまを作ってる唐子人形


桃果窓
24金で龍の形

南側の鳳凰
口を開いてる『あ』の形


北側に収められた・鳳凰
口を結んだ『うん』の形  ちょっと見づらい

鷲と猿
左甚五郎作と伝えられる
激流に落ちた猿が人間の煩悩を表し
それを救う鷲が聖天様と云われる



『三聖吸酸』
孔子・釈迦・老子が酢をなめてその酸っぱさに共感している
『三教一致』を唱えてる、それは、
儒教・仏教・道教の宗教や思想は異なっても真理は一つであると




『鰐口』も有形文化財
ありがとう!三人のYさん!



帰りには騎西の玉敷神社に参詣しそのお隣の玉敷の杜の藤に会ってきました。
素晴らしい花房と、400年の歴史を感じさせる立派な幹廻りと香りに酔いしれました。

樹齢400年の藤・古木の風格があります



甘い香りがあたり一面漂ってました


ピンク色の藤も


妻沼への小旅行、国宝を見て藤の香に癒されお喋りに花が咲き、幸せな一日でした!感謝!



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